スクール
Futaba Sensing School 圧力計測 基礎コース
金型内樹脂挙動の見える化
金型内センシングの基礎を中心にMOLD MARSHALLING SYSTEM の操作・設置方法や波形の解析方法などを学んでいただきます。 当社保有の射出成形機と試験金型を用いて、実技を交えながらカタログやウェブサイトには掲載していないセンシングの“コツ”を伝授します。
これから金型内センシングを始めようと検討している方、導入したがいまいち使い方を把握できていない、活用しきれていない方におすすめのプログラムになっています。
概要
開催日 | 毎週 火曜日または金曜日 |
---|---|
所要時間 | 約6時間(座学:3時間、実技:3時間) |
場所 | 双葉電子工業(株)長生工場 精機技術センター |
受講料 | 有償 21,000円/1社(税抜き) |
講師 | 双葉電子工業(株) MOLD MARSHALLING SYSTEM 講師陣 |
同時受講 | 原則1社3名まで(個社別講習です。他の企業様との合同講習ではありません) |
受講コース | 下記、1日コースまたは2日コースよりご選択していただきます ●1日コース:火曜日または金曜日、【座学】午前9:00~12:00・【実技】午後13:00~16:00 ●2日コース:【1日目座学:火曜日】午後13:00~16:00・【2日目実技:水曜日】午前9:00~12:00 |
カリキュラム
1. 座学(3時間)
- (1) 計測の意義・目的
- (2) 圧力計測の基本事項(センサ選定、設置位置、信号配線)
- (3) センサの活用(波形理解、成形条件出し、成形監視)
- (4) 初回トライの準備、進め方
- (5) 計測ソフトウェアと機能解説
- (6) トラブルシューティング
- (7) 修理・メンテナンス・校正
2. 実技(3時間)
- (1) 計測の準備
- (2) センサ組み込み、計測システム配線
- (3) 波形観察、波形解析
- (4) 波形合わせ込みによる品質再現手法
- (5) アラーム監視設定手法
※ 当社保有の試験金型、電動成形機を使用します
(重量物の取扱い、および成形機操作は当社の講師が行います)
講習内容例1. 金型に圧力センサを組み込む際の推奨確認手法
卓上での接続確認試験をすることで、波形が表示されない等のトラブルを未然に防止できます。MMSに慣れていない初期段階や、技術サポートが不足しがちな海外現場では、特に重要な運用ノウハウです。
講習内容例2. 試験金型を用いた波形合わせ込み品質再現手法
圧力波形を再現することにより成形品を再現する手法です。異なる成形機でも圧力波形を合わせ込むことにより良品を再現できるため、量産成形条件の立ち上げを行う際などに使用します。
テキストは受講後に進呈します!
受講いただいたお客様の声
自動車部品製造/生産技術部門/金型内センシング経験あり
コネクタ部品製造/研究開発部門/金型内センシング経験なし
圧力波形の合わせ込みは、想像以上に具体的な手順が示され、弊社でも実践できる内容でした。 目的に応じた適切なセンサの設置位置や圧力波形の見え方の違いについて説明いただき、また使用する側の立場から考えられた内容も多く、導入後のイメージが出来ました。
医療部品製造/金型設計部門/金型内センシング経験あり
企業ごとにマンツーマンで指導を受けられるシステムは非常に良く、知りたいことなどを積極的に質問することができました。実技では、実際に波形の合わせ込みや監視枠設定を行えたので、今後使用していく際の流れを掴むことができました。
アクセス
住所 | 〒299-4395 |
---|---|
TEL | 0475-32-6358 (Futaba Sensing School 窓口) |
電車でお越しの方
車でお越しの方
使用するアンプとセンサ
圧力計測アンプ
MPS08B圧力センサ エジェクタピン形
SSEシリーズ圧力センサ ボタン形
SSBシリーズ
※ アンプ・センサ等はすべて弊社で用意します
受講までの流れ
STEP1
WEBお申し込み
下部の申し込みボタンより、フォームに必要事項をご入力の上、お申し込みください。
STEP2
日程確定・詳細のご案内
ご入力いただいたご希望日から受講日を確定します。お申し込みフォームにご入力いただいたメールアドレスへ弊社担当より受講日やお支払い方法などについてご案内します。
STEP3
受講のお手続き
受講日のご連絡とあわせて受講のお見積書を提出します。
弊社が指定するお手続きをお願いします。STEP4
受講
弊社へご来社いただき、受講をお願いします。
実際に成形品、成形条件、圧力波形を見ることで、条件の違いによる製品寸法、波形の差を確認でき、とてもわかりやすかったです。今まで波形合わせで苦労したこともあったため、今後は学んだこと活かしていきます。